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京都雑感(思いつき編) |
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| ・雲の流れとお天気 京都はよく雨が降ります。 雨、降るかな〜と空を見上げて雲行きを見たりしますが 京都では雨の降る時と晴れる時の雲の流れについての言い習わしがあります。 「愛宕参りは雨。清水参りは晴れ」 つまり、雲が 愛宕山の方(北西)に流れていくと雨が降り、 清水寺(南東)の方へ流れていくと晴れる、と。 雲が「参る」って感覚が好きです。 京都は雲までお寺や神さん参りをするんですよね(^^) 母はよく、 両手の指で枠を作って、 空を見上げては雲行きを一生懸命見ていました。 そして、 「今日は清水さんや、傘はいらんわ。」などと言いながら 出かける用意をしたものでした。 でも比叡山(北東)や南西方向(目印がない!)に雲が流れていたら いつもちょっと考えてバッグに折りたたみの傘を入れていました。 で、私もしょっちゅう、空を見上げて雲行きを見るのですが 絶対当たるか、と言われると自信はないけど ”なんとなく”当たっているんじゃないかなと思います。 でもまぁ、京都はよく、時雨(しぐ)れるので 私なんかはほとんどいつも傘を持ってますから やってもやらなくてもあんまり関係ないんですが でも出かけるときはやっぱり 手で枠を作って見てしまうんですよね… ・京都の観光について 京都の観光が危ないと言われて久しいですが、 最近の京都は確かにきれいとは言いがたくなってきてますよね。 みなさんは京都のどこが好きですか? 京都に来られたらどんなところに行かれますか? また、何で移動していますか? 市バスで市内を移動していて、 「きれいな街並み」や「美しい風景」に出会うことはありますか? 確かに京都はお寺や神社の多い町で、そこに入れば異空間があるかもしれないけど、 そこにたどりつくまでの風景は他の都市とそんなに変わらなくなってると思いませんか。 30年くらい前、 私がまだ小さかった頃の街並みはもっと全体的に建物の高さが低かったから、 東西と北の山が連なって見えて、 子供心にも美しく感じていました。 でも、もうその風景に戻ることはないんでしょうねぇ。 ヨーロッパの古い都市のように 全体的な街並み保存をするには、さまざまな難関があって、 今からするのはちょっと無理かもしれません。 京都に住む人たちはほとんどがそう思ってるのではないでしょうか。 でもまだところどころ、京都らしさが残っている場所もあります。 私の住んでいる西陣もその一つ。 ずいぶんマンションも建ったけど、町家はまだ少しは残ってます。 最近はここで紹介もしている町家倶楽部の方々が活動して、 伝統工芸を志す若い人たちが新しい使い方をしているところもあります。 これがもっと大きくなっていくことを願っています。 ただ 他の地方の資本が町家を買って 商売に使うための改装で 町家の中の柱をごっそり切ってしまって 店が撤退したあとは その町家をつぶすしかないということも多いのだそうです。 これはちょっとなぁと思いますが 住むために直すならいいかなと思います。 また京都には本当にたくさんの芸術家、工芸家、職人さんたちが住んでいて、 ごくごく普通の家にとんでもなくすごい技術を持った人がいたりします。 そういう人たちを見つける楽しみはあるでしょうね。 それに観光ガイドにも載ってないような小さな神社や祠、 お地蔵さんとかにもいろんないわれがあって、 それを探っていく旅も楽しいでしょうし、 通りや町名の由来をたどっていったりすると、 すでに土中に埋もれてしまっている建物の名前が そこに付いていたりして驚くこともあるんですよ。 そういうところに行こうと思ったら、大体の地点まで着いたら、 あとは歩く観光が一番おもしろいですね。 これが京都通への近道かもしれません。 私もその観光のお手伝いができればと思う今日この頃ですが、 京都の好きな人とここで交流できたら嬉しいですね。 ・大晦日の大文字送り火 20世紀末の大晦日、大文字をはじめ五山の送り火がともされました。 私も寒い中、外に出て見ました。 右の大文字は、下長者町通ならほとんど真東に見えるので、下からでも大きくみえますが、 他のはマンションの屋上などでないと見えなくなっています。 よくマンションの広告で「大文字が間近に見えます!」とかいううたい文句があるんですが、 そうやってマンションがいっぱい建つから下から見えなくなるんですよね。 ま、それはさておき、送り火を見たんですが、 やっぱり湿っているせいか、夏より火の点きが悪かったようですね。 火は文字がぱっと出るように一斉に点くのがいいといわれていますが、 どの文字も予定時間より遅れたようです。 しかし、 大文字はやはり夏に見るものだと思いました。 それから右の大文字、 第三画の最後の点が少し離れているように見えますが、 「あれは弘法大師さんが字を書かはった時に、最後に墨がポトンって落ちたんえ。」 私が小さい頃、母がそう言っていたんですが、 本当はどうしてなんでしょうね? |
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